『森田療法と熊本五高―森田正馬の足跡とその後―』出版の再紹介―京都の片隅から―

2019/01/11




 
  『森田療法と五高―森田正馬の足跡とその後―』の本が、昨年12月25日付けで出版されましたので、改めてご紹介します。
  一昨年秋、熊本大学で、「森田療法と五高」をテーマに、藤瀬昇教授を大会長として、日本森田療法学会が開催されました。それを機に、関連するいくつかの珠玉の原稿を学会後に集めて、一冊の本として編んで出版したのが、この本なのです。
  ご縁を得て、編集の末端に関わらせて頂きましたが、さまざまな原稿を一冊の本にまとめる作業は、それは大変で、中心におられる藤瀬教授の地道なご苦労は、筆説に尽くし難いものでありました。それだけに、熊本五高と森田正馬や森田療法について、このような類書のない本を上梓できたことは、私たちの喜びとするところです。

 五高在学中に森田正馬は精神医学への道を志した。剛毅朴訥の純なる風土で、森田療法への芽が吹いた。療法を継承して「生活の発見会」を創成した水谷啓二。水谷に合流した社会教育の下村湖人や永杉喜輔。何という巡り合わせ。彼らも皆、五高出身者であった。正馬の故郷は高知だが、森田療法の故郷は熊本である。

  おもて表紙の帯の部分に、本の主旨や中身を示す案内文を載せていますので、その部分を切り取って上に再度掲げました。
  下の画像は、目次ページです。著者たちと執筆された原稿のタイトルがわかります。



  京都の片隅より、くまモンに愛をこめて―
  裏表紙にくまモンの図をあしらうことを提案させてもらいました。



  この本は、アマゾンで購入していただけます。
  熊日出版のネット販売のサイトからも、購入できます。
http://shop.kumanichi-sv.net/shopdetail/000000001320

謹賀新年 Bonne Année !

2019/01/01




 
  明けましておめでとうございます。
Bonne Année !
平成から次の新しい時代を迎えるこの2019年が、皆様にとってしあわせな年でありますように祈念いたします。
 
  早いもので、この研究所も開所して7年が経ちました。その間、こつこつ細々とやってきましたが、力量や努力が足りず、いくつかの目標をなかなか達成しきれないでいます。
  昨年は、熊本大学の藤瀬教授を中心とする『森田療法と熊本五高―森田正馬の足跡とその後―』の出版が主な課題でしたが、お蔭をもって、その本はようやく昨年末に日の目を見ました。
  さて今年は、一旦保留していた大きなテーマ、“ 森田療法と仏教 ・ 禅 “について、まとめを終えることが重要課題になります。どうぞご指導、ご鞭撻のほどをよろしくお願いいたします。
 
  当研究所の目指すところは、三つの課題としてこのホームページの冒頭に掲げている通りです。第一に森田療法の温故知新、第二に学際的研究交流、第三に日常生活の中での知恵です。これらは、難しいですが重要なことだと思っています。強いて言えば、第四に森田療法の国際交流がありますが、まずは地に足を着けることが大切ですから、国際交流を理念として掲げてはいません。ところが奇妙なことに、以前からの縁もあって、日仏交流を続けています。でもそのような国際交流も、本家の日本国内において、森田療法そのものが「照顧脚下」の歩みを進めていないと、決して実が上がらないことを痛感させられます。そんな訳で、今年もこつこつと地道に進みたいと思います。
  皆様方と通じ合うところがありましたら、いつでも、何でも、気軽にご連絡下さい。意見、助言、質問、疑問、批判、ぼやき、嘆き、などなど。どうぞご遠慮なく、ご自由に、メール(通信フォームがメールになっています)、ファクス、電話もありますが。ご自由にどうぞ。
  勉強会、研究会などの集会の定期的開催をたびたび企図しましたが、当節その種の会があちこちで有り過ぎるので、無理な定期的開催はせずに、随時ご縁のある方々と交流しています。もっと何を企画すればよいか、提案も受け付けています。
  それでは、今年もまたよろしくお願いします。
 

平成31年元旦                                    

                                    京都森田療法研究所

                                                                          主宰者 岡本 重慶

                                                                    研究員 一同

                                                                    協力者 一同