第6回関西森田療法研究会のシンポジウムへの参加報告

2017/04/28

  4月23日に、第6回関西森田療法研究会が開催されました。昨年に発足したこの研究会は、毎回講演会の形をとってきたようですが、新年度より工夫を凝らして、今回、初めてシンポジウムの形式で開催されました。
  「森田療法における“体験の直接性”~関西の取り組み」というテーマのもと、4人の方々がそれぞれの立場から報告をされ、私はそれらに対する総括的なコメントを求められたのでした。与えられた役割を果たすため、シンポジストの方々のご活動について、可能な範囲で見学もさせて頂きました。しかし皆様の個々のご活動に対して的確なコメントを呈することは容易ではありません。一方、全体に通底することとして、この機会に森田療法についての基本的な問題を提起させてもらうことも必要かと思うに至りました。
  そこで、「森田療法における『自然』と『体験』について―総括的立場から―」と題して、発言しました。その全内容は、とりあえず、読んでもらいやすい「ブログ」欄の方に掲載しておきます。

第6回 関西森田療法研究会 開催のお知らせ

2017/04/15

第6回 関西森田療法研究会が、以下の要領で開催されます。

この会で総括的なコメントをさせて頂きます。

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なお、この会は研究者向けであり、会員制の組織です。

事務局は、大阪府の「ナカノ*花クリニック」内にあります。

海野 順 著「私の十牛図」原稿を別欄に掲載

2017/03/04

 

海野表紙

 
      海野 順「「私の十牛図」~神経症的なアルコール依存症者への森田療法的アプローチ~」
            (雑誌、『Frontiers in Alcoholism』,Vol.5 No.1,2017)
 
 臨床研究員の海野 順医師の上記の原稿が、雑誌、『Frontiers in Alcoholism』の最新号にClinical Reportとして掲載されたことを、前回の記事でお知らせしました。
 メディカルレビュー社の『Frontiers in Alcoholism』誌のご厚意で、このホームページへの原稿転載について許諾を頂きましたので、その全文を別欄の「研究ノート」に掲載しておきます。

海野 順 「 「私の十牛図」~神経症的なアルコール依存症者への森田療法的アプローチ~ 」

2017/02/17

雑誌本文

 

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 海野 順「「私の十牛図」~神経症的なアルコール依存症者への森田療法的アプローチ~」
 
 臨床研究員、海野順医師による上記の原稿が、雑誌、Frontiers in Alcoholism (Vol.5 No.1,2017)に、Clinical Reportとして掲載されました。
 上の画像は、掲載誌面の頭書の部分です。版権について、掲載誌の了解を得られたら、追って全文をホームページに掲載します。
 

海野表紙

 
           雑誌 Frontiers in Alcoholism,Vol.5 No.1,2017 (本年1月号)の表紙。     

第34回日本森田療法学会で発表します

2016/10/29

 きたる11月26日に、第34回日本森田療法学会(東京)で、次のような発表をします。
 歴史のセッションで、一般演題(兼座長)。
 
          「江渕弘明(こうめい)医師、禅に生きた森田療法家
              -その知られざる生涯と活動の軌跡- 」
 
 以下に、発表の抄録を掲げておきます。
 なお、この報告の内容は短時間で発表しきれるようなものではありませんので、別途にブログその他で報告を補っていく予定です。
 

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                 江渕弘明(こうめい)医師、禅に生きた森田療法家
                    ―その知られざる生涯と活動の軌跡―
 
 

                                          京都森田療法研究所
                                               岡本 重慶
 

 森田療法と禅の関係を言うとき、そこには常にもどかしさがつきまとう。端的に言えば、森田療法家は概して禅に通じていず、禅家は森田療法を知らないのである。問題はふたつの体験がどう融合するかにある。
 ここに、森田療法に発しながら、森田療法のためにせず、生涯を禅に打ち込み、その中で折りにふれて後進に森田療法の指導をした医師がいた。
 江渕弘明医師(1916-1998)。高知県出身で、小児期、さらに旧制の中学、高校生の頃より神経症に悩み、森田療法に出会う。京都大学医学部学生時代より、相国寺の智勝会(座禅会)に入る。内科医となり、郷里の土佐市での勤務医を経て、昭和43年より2年間、宇和島の大隆寺で禅修行、さらに昭和45年より京都の相国寺の僧堂にて、修行生活に入られた。ここでの僧堂生活は約20年に及ぶ。その間、理解ある梶谷宗忍老師の下、智勝会の後輩の指導をしつつ、相国寺を拠点に各地に出向き、森田療法関係の組織や人と交流された。
 まず同じ禅修行の経験者、鈴木知準医師との交流があった。鈴木診療所の機関誌「今に生きる」には、度重ねて寄稿され、そこには禅修行に基づく深い森田療法観が読み取れる。
 「生活の発見会」への協力もあった。その範囲は不明ながら、名古屋の方々との交流の跡は判明している。
 教育の領域で森田正馬の指導を継承した方として、小田原に和田重正氏がおられた。和田氏は、「はじめ塾」と寄宿生活塾「一心寮」を開き、子どもたちと同行し、生活や人生を重んじる教育を実践した人として知られる。氏は禅にも通じ、江渕医師との間に親交があった。
 さて、若き日に智勝会で江渕医師から森田療法の指導を受けた重要な人物として、神戸女学院大学の松田高志教授(現 名誉教授)がおられる。松田教授は、当時江渕医師から和田重正氏を紹介され、その後和田氏の教育の水脈を関西で受け継がれたのである。和田、江渕、松田の三人が共有されたのは、禅と森田療法と教育が渾然一体となったものだった。
 江渕医師(昭和58年に、老師)は、人を生かす療法である森田療法の、原点としての己事究明(自己教育)を生涯をかけて追求なさった希有な人物であった。森田療法を支えていたこんな人の存在が、療法の歴史の中に残ることを願うものである。

日本アルコール・アディクション医学会で、海野 順 医師が発表

2016/10/22

 去る10月8日、日本アルコール・アディクション医学会(東京)で、臨床研究員の海野 順 医師が、下記の発表を行いました。
 
 「現実逃避型のアルコール依存症者に対する森田療法的アプローチ」
 
 「ブログ」欄と「研究ノート」欄に関連記事。
 
 なお、本研究は、後日某誌に掲載される見込みです。

PSYCAUSE誌 日本特集号に掲載された日本人たちの論文紹介

2016/07/02

日本人著者7名の論文のRésuméを出しておきます。
 

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雑誌PSYCAUSE 日本特集号の入手をご希望の各位へ

2016/06/19

入稿①

 

 雑誌PSYCAUSEの最新号(日本特集を主内容とする、第70号)について、先般よりご紹介をしているところです。
 森田療法関係の論文等に限っては、当ホームページの「研究ノート」欄にてPDFで読んでいただけるようにしてあります。 ただし森田療法関係以外にも、複数の日本人著者による論文が掲載されています。日本人著者、計7人による7編の論文が収められているのですが、それらの著者名と論文タイトルは、目次に出ています。目次のページは「研究ノート」欄などで見ていただけます。
 もしこの号をお求めの向きは、入手して頂くことができます。学会機関誌なのですが、定価(20ユーロ)がついており、購入が可能です(別途送料必要)。
 ご注文の場合、当ホームページの「リンク」欄に出しているPSYCAUSEのホームページより、先方の連絡先を見つけていただけます。
 以上ですが、もし分かり難い場合は、当研究所にメールでご相談下されば、求め方をご案内いたします。

今年度の総合社会科学会開催のお知らせ

2016/06/19

 お知らせを出すのが遅くなりました。
 当研究所の客員研究員の高頭直樹先生(兵庫県立大学名誉教授)が代表理事をしておられ、岡本も関わっている「総合社会科学会」の今年度の学会が近く開催されます。
 
開催日 : 平成28年6月26日(日)
場 所 : 実践女子大学 渋谷キャンパス
 
 プログラムや会場へのアクセスなどは、以下の学会ホームページをご参照下さい。
 
         http://sskg.web.fc2.com/ 
 

 なお非会員の方も当日会員として、参加していただけます(参加費 500円)。
 どうぞ気楽にご参加を。

IT入力のアルバイト・スタッフ(非常勤)募集(修正・再掲)

2016/03/31

 当研究所では、IT入力の知識とスキルを持つスタッフの働きによって、IT 面の運営が機能しています。小規模ながら、研究所としては、そのようなお仕事をしてくれる人が不可欠です。従来、アルバイトまたはボランティアの方がそれを担当してくれています。4月以降、手薄になりそうなので、あえてこのホームページに求人の記事を出すことにします。
 このホームページを閲覧して下さる方は、森田療法に関心を持っていらっしゃる。地理的な問題はありましょうし、ITの知識や技術は不可欠ですが、森田療法に関心がおありの方なら、アルバイトに来て頂いても無理が生じないだろう。そう考えて、ここに求人記事を出してみることにします。
 ご関心のある方は、まず「通信フォーム」より、自己紹介のご連絡を下さい。それを受けて、より詳細のご返事をさせて頂きます。
 締め切りは定めていませんが、この記事は、採用者が決定したら消去します。

追記(4/16)
 非常勤アルバイト・スタッフは、一応充足しましたが、この機会に森田療法に関心のある非常勤スタッフの募集を継続します。
 遠隔地の方でもかまいません。ご縁を大切にし、迎え方を研究者、研修者あるいはアルバイターとするかは、話し合いさせて頂きます。

                                                     主宰者    岡本

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