前回の記事を別欄に。および「正馬」の呼称の件。

2016/03/14

1)“Physician, heal thyself”と題した2月8日付の記事は、森田療法についての研究と実践に関心をお持ちの多くの方々に閲覧して頂きたくて、しばらくの間、本欄のトップに置き続けてきました。引き続き目に留めて下さることを願い、その主要部分(書評と書評への応答)を、「お知らせ」欄に再掲載しました。
 より高次の観点からの御叱正、御意見を待ち望んでいます。
 なおブログ題にしていた“Physician, heal thyself”は、本来は新約聖書中の『ルカによる福音書』第4章に、諺として出てくる言葉です。「医者よ、自分を治せ」、あるいは「医者よ、自分を癒せ」と訳されています。ルカは自身が医者だったようですが、上記のフレーズはルカ自身の言葉ではなく、キリストの言行が記述されている中で諺として出てきます。味わい深いフレーズではあります。

 

2)森田正馬の名前は、「しょうま」か「まさたけ」かということは、議論され続けてきました。この問題について発言するほどの関心を有していなかった自分ですが、きっかけがあってこのことについて調べて、一文を草しました。それは、2月15日付で、「研究ノート」欄に掲載しています。