最後の1週間の院長講話

2014/12/26

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12月21日(日曜日)午後(講話のはじまり)
 
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12月21日(日曜日)午後(講話中)
 
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12月24日(水曜日)夜(講話のはじまり)
 
4
12月24日(水曜日)夜(講話終了前)

 

 

※12月26日(金曜日)夜に、最後の講話がおこなわれます。

診療を閉じる三聖病院―その数日前のたたずまい―

2014/12/26

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この写真を含め、以下7枚12月21日撮影

 
 
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以下3枚12月22日撮影

 
 
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病院の敷地の端に「東福寺境内」と彫られた小さな石碑が残っている。

 
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宇佐玄雄先生の胸像

禅的修養生活における便所掃除の重要性

2014/12/26

 排池とその管理のいとなみは、日常生活において不可欠なものです。古来禅寺でも東司(とうす)と呼ばれている便所は、重要なお堂のひとつです。ちなみに、東福寺の東司は重要文化財になっています。
 共同生活において、皆が使用する便所を清潔に保つことは、とくに大切です。禅的森田療法の入院施設でも、便所掃除は修養的生活における重要な作業のひとつなのです。
 このような修養は入院生活でしかできない貴重な体験です。それが過去のものになろうとしています。
 
 

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三聖病院における個室便所内の掲示(イラストは院長自身による)
 
 

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先の掲示文の拡大

ウィリアムス・ジェイムズと森田正馬

2014/12/26

 森田正馬は「心身の関係」という文章の中で、素朴ながらウィリアムス・ジェイムズの説を引用しています。ジェイムズは、言うまでもなく、プラグマティズムの哲学の旗手であると共に、宗教心理学について論じた人としても知られるアメリカの哲学者、心理学者です。わが国の西田哲学や、ひいては森田理論に通じるものがあります。
 
 このたび、当研究所の客員研究員の高頭直樹教授が、パース、デューイ、ジェイムズから最新のプラグマティズム理論までを解説した定評あるプラグマティズム入門書を翻訳出版されました。プラグマティズムの哲学を学ぶには好適な書物ですので、お薦めしておきます。
 
 ジョン・マーフィ、リチャード・ローティ著、高頭直樹訳『プラグマティズム入門』勁草書房、2014年11月刊。
 
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