三聖病院閉院時の、宇佐晋一院長の講話(動画撮影、その1)

2021/02/10




 
 三聖病院は宇佐玄雄先生によって東福寺山内の塔頭、旧三聖寺の建物と立地を生かして、昭和2年に創設された。
 30年後、昭和32年に玄雄先生の遷化により御子息の宇佐晋一先生が、29歳で二代目院長に就任して、禅的森田療法を継承し、孜々としてその診療の実績を重ねてこられたのであった。父子二代で、築かれたその歴史は、先に大正11年に開院された三聖医院にまでさかのぼれば、90年を超えていた。だが光陰人を待つことなし。諸般の事情を受けて、三聖病院は、平成26年(2014年)の暮も12月末、その歴史の幕を閉じた。そのときなお宇佐晋一先生はご健在であったことは喜びとせねばならない。
 平成26年12月末の、病院の診療最後の週も、いつもの如く、宇佐晋一先生の講話はおこなわれた。その週の3回の講話を録画していたので、それらをYouTubeに出し、ブログにリンクして、供覧に資そうとする。しかし、撮影した動画をYouTubeに出す作業に伴う困難のため、講話1回分が、数本の動画に分かれる。今回のブログではまず、平成26年12月21日(日)の1回分の講話にあたる数本のYouTubeにリンクをつける。第2回分、第3回分が残されているが、それらはこの後の連載となる。
 

閉院間際の講話① 平成26年12月21日(日)
 

 なお、講話の内容についての説明は、講話の動画のシリーズ連載後に追って記そうと思う。