フランス人は見た─閉院迫る昨秋の三聖病院─

2015/04/06

もう新しい年度を迎えました。

宇佐療法と言う宇宙だった三聖病院の敷地には、工事で吐き出された宇宙塵が積もり、一部の樹々と一部の廃屋は、未だに往生できずに取り残されていました ( 平成27年4月5日 ) 。

 

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時を遡り、閉院を2ヵ月後にひかえた2014年10月21日、この空間を訪れたフランス人たちが、その時の病院の姿をカメラにおさめて帰りました。そして、それらの画像の一部を Nyl ERB 女史 ( 精神分析家 ) が送り届けてくれました。その中のいくつかのコマを選んで、以下に提示します。

── 閉院前にフランス人のカメラにおさめられた三聖病院の姿です。

 

 

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脱いだスリッパを横に揃えて並べることは、フランス人にとっては奇妙な体験だったらしい。

 

 

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「立入禁止」

 

 

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看護詰所

 

 

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怪しい部屋に怪しい人物がいる。

 

 

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「努力即幸福」 ( 森田正馬の墨跡 ) の扁額。

 

 

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「非事実者非眞也」 ( 森田正馬の墨跡 ) の扁額。

 

 

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厨房とその事務室

 

 

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病院の玄関で。

 

 

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三聖病院のドキュメンタリー映画 ( 野中剛監督作品 ) に出てきた病院の階段。

 

 

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前庭の地蔵たちと、鯉のいた池。

 

 

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狸と、金魚のいた池。

 

 

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ここはトイレではないのだが。

 

 

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「心ほったらかし」

 

 

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「希望」は敷地の隅に置かれていた。

 

 

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池の金魚