レクイエムー禅的森田療法の夢の跡ー
2015/06/06
敷地の端にあったツツジもなくなり、万寿禅寺との境界の白壁の塀が見える ( 5月16日撮影 )。
5月中旬、病院のともらない看板灯もようやく撤去された ( 5月16日撮影 )。
切断されてなお立ち続けていた樹木の根も抜去された。敷地内の地中で生きていた最後のいのちだった ( 5月25日撮影 )。
三聖病院の長い歴史の中で最も根性を秘めていて、最後の最後まで往生し尽くしたのは、ほかでもない、誰でもない、名もない樹木の根であった。
一日の仕事を終えた人たちの、夕方の清掃作業 ( 5月25日撮影 )。
更地になった敷地。隣接するマンション、スペース ・レアの3階から撮影。 何もないはずなのに電線が写っている。もしかして?
元院長の宅地内の木が赤い花をつけた。
赤い花は石楠花だそうである。 元院長宅に幸あれ。
ここは本来東福寺の所有地。 向こうに見える建物は万寿禅寺とその右側にマンション、スペース・レア。 さようなら、三聖病院。 京都はもう梅雨に入った。