住所移転完了のお知らせ

2020/04/28


<住所移転完了のお知らせ>
 
 
 以前より京都駅八条口近くのマンションに居を定めていた京都森田療法研究所は、本年になって、事情により転居を余儀なくされました。そして、今度は、新たに京都駅正面側の駅近のマンションに居を移すことになりました。引っ越しは、年度変わりのあわただしい時期、それも見えないウィルスが猛威を振るいだしていっこうに収まりがつかない、折しもそんな時期に当たりました。
 研究所主宰者は、湖国に住んでいます。「淡海の海 夕波千鳥汝が鳴けば 情もしのに古おもほゆ」(柿本人麻呂)。その淡海のくにです。森田正馬は入院患者に万葉集を読ませたことがありました。森田療法は、初期には万葉集とのかかわりがあったのです。
 「これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関」(これは蝉丸、「後撰集」)。京都駅の駅裏から駅表側へ。不要不急ならざる引っ越しのために、緊急事態宣言を知るも知らぬも逢坂の関を何度も行き来しました。これやこの淡海のくにも京のみやこも、悲壮感が漂っている春です。
 
 もちろん単なる地域だけの問題ではありません。全国において、医療をはじめとする様々な分野で皆さまがたが献身的な努力をしてくださっている姿に、森田療法の実践を見ます。そのお蔭で、やがて日本に、世界に、収束の春がきますことを。
 
 こんな時期ですが、当研究所は、新住所への移転がようやく完了しましたので、ここにお知らせ申し上げます。
 研究所の新しい住所、新しい電話・FAX番号は、以下のとおりです。
 
 〒600-8208
 京都市下京区小稲荷町85-11
 京都高倉ビル 202号
 
 電話・FAX 075-708-6614
 
<注記>
 電話(兼ファクス)の番号が変わりました。
 メールアドレスは変わりません。
 新しい場所は、京都駅正面側から、徒歩5分です。活動を共にして下さるかたがたのお越しをお待ちします。ただし今しばらくは互いに自粛してひきこもらねばなりませんので、追って記事を発信する予定です。
 皆さまの方からのご連絡は、「通信フォーム」からいつでもどうぞ。
 

京都森田療法研究所

主宰者 岡本重慶