フランス人精神科医師、FEDERMANN先生との交流について

2019/08/16




 
  フランス人精神科医師、FEDERMANN 先生と、メールなどで交流中です。昨年秋にこの先生との交流が始まったとき、ブログ記事でそのことを紹介しました。改めて、その記事のリンクを以下に設けておきます。その中から、FEDERMANN 先生のYouTube動画も見ることが出来ます。
 
 
森田療法の考現学的研究についての予備的試論―考古学から考現学へ―(3)
 
 
  FEDERMANN 先生は、ストラスブールで精神科診療の第一線で活動しておられます。中でも移民や不法入国者たちのメンタルヘルスにかかわり、医療に恵まれない彼らのアルコール依存や薬物依存やその他の精神障害に対して、無料で診療活動をなさっています。そして彼らを励ましておられます。時代遅れのフランスの赤髭です。
  夫人も精神科医師でしたが、残念ながら、数年前にある患者に殺害されました。しかし、その後もFEDERMANN 先生は、社会の底辺にいる人たちへのケアを続けています。彼の活動は、二本のドキュメンタリー映画になり、フランスの映画館で上映されています。
  私はあるフランスの雑誌に、森田療法の視点から、治療者の「純な心」の大切さについて書いたことがあり、FEDERMANN 先生はそれを読んで共鳴して下さいました。
  今年、この人を日本に招く計画でしたが、スケジュールに無理があり、来年には日本に来てもらいます。