僧医、宇佐玄雄の禅的森田療法の講話音声(抜粋して公開) ( 3 )

2017/07/10


宇佐玄雄(晩年)


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   3回目になりますが、引き続いて、また宇佐玄雄の禅的森田療法の講話音声を、抜粋してアップロードします。
   三聖病院の閉院時に見つけた講話の録音テープとそれをMDに移したものは、約2時間分の中身がありますが、よく聴いてみると、編集した形跡があります。複数(と言っても2つくらい)の録音音声を継ぎ足して収めたものだろうと思われるのです。したがって、全体としては、まとまりには欠ける印象のある音声資料です。
   また、入院患者さんたちの日記を材料に、公開の場でコメントをするような形で話を進めておられますが、基本的には聴衆全員に向けて語っておられるものです。ここまで、3回にわたって、講話音声の部分的な抜粋をアップロードしているのですが、特定の個人に向けて話しておられる箇所や、やや散漫、あるいは聞き取り難いような箇所を避けて、比較的重要な内容だと思われる箇所をピックアップしています。
   そろそろ、「さわり」の部分が少なくなってきましたが、今回、残っていた「さわり」を3カ所ほど、抜粋して集めましたので、聴いて下さい。
   初回から今回まで、断片的な抜粋部分を並べてきました。それらの順序は、大まかには録音の最初の方から順を追って抜粋しようとしました。しかし、抜粋作業が結構大変だったので、厳密には順序通りいかず、概して順不同になっています。

 

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1. 精神の対比現象
 

 
 
2. 猿沢の池
 

 
 
3. 植物神経(卑近な例も)
 

 
 

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「うつすとも 水は思はず                
   うつるとも 月は思はず
                           猿沢の池」
                                    玄雄