第6回関西森田療法研究会のシンポジウムへの参加報告

2017/04/28

  4月23日に、第6回関西森田療法研究会が開催されました。昨年に発足したこの研究会は、毎回講演会の形をとってきたようですが、新年度より工夫を凝らして、今回、初めてシンポジウムの形式で開催されました。
  「森田療法における“体験の直接性”~関西の取り組み」というテーマのもと、4人の方々がそれぞれの立場から報告をされ、私はそれらに対する総括的なコメントを求められたのでした。与えられた役割を果たすため、シンポジストの方々のご活動について、可能な範囲で見学もさせて頂きました。しかし皆様の個々のご活動に対して的確なコメントを呈することは容易ではありません。一方、全体に通底することとして、この機会に森田療法についての基本的な問題を提起させてもらうことも必要かと思うに至りました。
  そこで、「森田療法における『自然』と『体験』について―総括的立場から―」と題して、発言しました。その全内容は、とりあえず、読んでもらいやすい「ブログ」欄の方に掲載しておきます。